坐骨神経痛でよくあるお悩み
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腰やお尻に
痛みやしびれが
あって座ること
がつらい -
ぴりぴりとした
感覚が下半身
から取れず
気持ち悪い -
腰を反らしたり
前屈みになったり
すると痛い -
腰の痛みのために
歩きにくく
困っている
下半身の痛みやしびれ、坐骨神経痛かもしれません
腰やお尻に痛みやしびれが生じる方、どのような対策を取っていますか?
痛みやしびれがどのような原因で引き起こされているか、気になってはいませんか?
下半身にまとわりつく痛みやしびれは、坐骨神経痛の可能性があります。
誤解されやすいのですが、坐骨神経痛自体は病気ではありません。
坐骨神経痛は症状であり、坐骨神経痛の原因は別に存在していると考えられています。
原因を解明すれば、つらい痛みやしびれの改善につながりやすくなるでしょう。
ここでは、坐骨神経痛の原因・症状・対処法及び予防方法を、詳しくご紹介します。
坐骨神経痛
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痛みやしびれ、自律神経失調症などが改善できるとされている鍼灸。
しかし興味はあっても、鍼灸とはどのような施術なのか知らない方が大半なのではないでしょうか。
鍼灸とは、鍼とお灸を使って経穴と呼ばれるツボを刺激し、症状の改善を図る施術です。
鍼やお灸と聞くと「痛い」「熱い」がイメージされやすいですが、必ずしも痛くて熱いとは限りません。
鍼灸を安心して受けるためには、鍼灸の正しい知識が必要となります。
坐骨神経痛の原因について考えましょう
坐骨神経痛はどのようなことが原因になっているのでしょうか?
考えられる主な原因としては、病気です。
自分がどの病気に該当している可能性があるか、探りましょう。
ここでは、坐骨神経の役割・坐骨神経痛の原因及び症状についてご紹介します。
【坐骨神経の役割】
・坐骨神経とは
坐骨神経は、末梢神経の1種です。
腰部から爪先にかけて張り巡らされており、最も長く、最も太い末梢神経です。
具体的には約1メートルの長さと、ボールペンに匹敵する太さを誇っています。
・末梢神経とは
人間の神経は、中枢神経と末梢神経の2つに大別されます。
脳と脊髄から成り立っている中枢神経に対し、末梢神経は次の3つの神経から成り立っています。
運動神経:筋肉を運動させる神経
自律神経:血管・体温・内臓などの機能を調節する神経
例:血管・体温・内臓など。
自律神経は、さらに交感神経と副交感神経に分かれます。
知覚神経:感覚を伝達する神経
例:触覚・温度覚・位置覚・振動覚など。
これら3つの末梢神経が私たちの身体を運動させ、機能させています。
人間が自立する上で、末梢神経は中枢神経と並んで不可欠な神経であると言えるでしょう。
末梢神経である坐骨神経が何らかの原因によって侵されると、次のような坐骨神経痛を引き起こしやすくなります。
・坐骨神経痛とは
間違えられやすいですが、病名ではありません。
何らかの原因によって坐骨神経が刺激された場合、神経痛を発症しやすくなります。
下肢に発症する痛みやしびれ、張りが坐骨神経痛であることが多いです。
坐骨神経が腰部から爪先にかけて走っているために、下肢に症状が集中して現れやすくなる傾向があります。
下肢に出現するしびれを始めとした神経痛を、まとめて坐骨神経痛と呼びます。
【坐骨神経痛の原因】
・腰部脊柱管狭窄症
変形した背骨や椎間板により狭まった腰部の脊柱管が神経を刺激してしまった状態です。
好発年齢としては、ご年配の方に多くみられやすいと言われています。
これは、加齢によって背骨や椎間板が変形しやすくなるためと考えられています。
しかし脊柱管が元から狭い場合は、若年層でも発症する可能性があります。
[症状]
・しびれや痛み
腰部脊柱管狭窄症が原因となり、腰や脚にしびれや痛みを発症しやすくなります。
狭まった脊柱管が馬尾神経と神経根を刺激することにより、引き起こしやすくなるためと言われています。
・間欠跛行(かんけつせいはこう)
歩くと両足に痛みやしびれを感じ、歩くのをやめると症状が落ち着くという間欠跛行という症状が現れる場合があります。
・動作痛
腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛の特徴として、反り返ると痛みが出やすいといったものがあります。
そのため、高い場所にある物を取ったり、腰を捩ったりすると痛みを感じやすくなります。
背筋を伸ばすといった行動も痛みが出やすいです。
これは、反り返る動作が元々狭い脊柱管をますます狭くしてしまうためと言われています。
・腰椎椎間板ヘルニア
飛び出した椎間板が神経を刺激してしまう病気です。
好発年齢としては、腰部脊柱管狭窄症とは裏腹に、若年層に多くみられやすいと言われています。
これは、働き盛りである年齢のためだと考えられています。
[症状]
・しびれや痛み
腰や脚にしびれや痛みを感じやすくなります。
飛び出した椎間板が腰部の神経を刺激することにより、引き起こしやすくなるためと言われています。
しびれは、特に片側に出やすいと言われています。
その理由として突出した椎間板が、片側の神経を丁度刺激するサイズのためであると考えられています。
・動作痛
後ろに反ると痛みを感じやすい腰部脊柱管狭窄症と対照的に、腰椎椎間板ヘルニアでは前に屈むと痛みを感じやすくなります。
そのため、あぐらを掻いたり中腰で作業したりすると痛みが出やすくなります。
これは、前屈みの動作が椎間板を突出させやすくなるためと言われています。
ほか、筋肉の硬さや骨格のゆがみが原因でも坐骨神経痛を引き起こしやすくなると言われています。
【坐骨神経痛の主な症状】
・痛みやしびれ
痛みやしびれの感じ方は主観によって異なります。
そのため、ぴりぴりと感じる方もいれば、ひりひりと感じる方もいるかもしれません。
症状は、最初は一部分に出て、次第に下肢全体に広がっていくパターンが多いと言われています。
悪化すると歩行障害や排尿・排便障害といった重症状態にもつながりやすくなるため、注意が必要です。
坐骨神経痛の対処・予防方法について考えましょう
腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどが原因となっている坐骨神経痛。
病気が原因の場合は医療機関への受診が対処となります。
受診と言うとハードルが高いように思えますが、中には自宅で簡単に行える対処法もあります。
坐骨神経痛の改善や予防を考えるならば、次のような対処法を積極的に行っていきましょう。
ここでは、坐骨神経痛の対処・予防方法についてご紹介していきます。
【坐骨神経痛の対処法】
坐骨神経痛の対処法とはどのようなものなのでしょうか?
対処法としては、保存療法と手術療法の2つに大別されます。
ここでは、セルフケアしやすい保存療法を中心にご紹介していきます。
●保存療法
・ハムストリングスのストレッチ
保存療法としては、まず運動が挙げられます。
運動により、筋肉の強張りがほぐされ、血行促進が期待できます。
具体的には、ハムストリングスのストレッチがおすすめです。
[ハムストリングスについて]
太ももの裏面の筋肉です。
このハムストリングスのストレッチを行うことにより、太ももの筋肉を柔らかくする効果が期待できるため、坐骨神経痛の改善に有用と言われています。
[ストレッチの方法]
最初に縦幅のあるフェイスタオルやスポーツタオルなどを準備してください。
用意ができたら、まず床に三角座りで座りましょう。
タオルの両端を両手で掴み、中央の布地に片方の足裏を乗せます。
そのまま後ろへゆっくりと背中をつけ、タオルを手前に引いてハムストリングスを伸ばします。
同じように、反対側の足もストレッチしましょう。
注意点としては、膝の角度です。
伸ばす側の足の膝は、微かに開くようにします。
膝を閉じ過ぎたり、開き過ぎたりしないようにしましょう。
伸ばさない側の足の膝は常に立てたままにします。
・温める
運動と同様に血行促進の効果が期待できると言われています。
血流改善により、坐骨神経痛の緩和が期待できます。
・患部を固定する
患部を固定することで腰部が安定し、坐骨神経痛の緩和が期待できます。
たとえば、コルセットといった装具が挙げられます。
ただし、固定しすぎると筋力低下のリスクが高くなりやすいため、使用の場合は1ヶ月くらいの短期間で使用するようにしましょう。
【坐骨神経痛の予防方法】
・適度な運動
運動を日課にすることにより、筋肉の柔軟性の向上が期待できます。
筋肉の柔らかさは、坐骨神経痛の予防に有効的だと言われています。
具体的にはストレッチやラジオ体操があります。
注意点としては、痛みが強いときには控えるということです。
無理をして運動すると、筋肉が傷つく可能性があります。
タイミングとしては、身体がほぐれている入浴後が行いやすいです。
・適切な姿勢
筋肉に偏った負荷がかからない姿勢をとることで筋肉の緊張が招きにくくなり、坐骨神経痛の予防になります。
たとえば、長時間の同一姿勢を避けることが挙げられます。
特にデスクワークは長い間、同じ姿勢を取りやすいです。
パソコンにずっと向き合うことを控え、席を適度に離れるようにしましょう。
また負担を身体の片側に偏らせないことも大切です。
重い買い物袋を持つときは、一方の手で持ち続けるのではなく、両方の手で交互に持つようにしましょう。
座り姿勢においても、重心が左右のお尻に平等に乗るように意識することが重要です。
・身体を冷やさない
身体を温めることにより、血行が促進されやすくなり、坐骨神経痛の予防につながりやすくなります。
一例として、入浴が言えます。
湯船に浸かって身体を温め、血行を促進しましょう。
おけ接骨院 はり灸院【坐骨神経痛】アプローチ方法
当院では坐骨神経痛の施術を行う前に根本的な原因を探るため、まず検査を行います。
神経痛の症状は、しびれや力が入らないピリピリするなどさまざまです。
また、脳や脊椎などの腫瘍が原因となっている場合もあります。
検査やカウンセリング時にそういった大きな病気が疑われた場合は専門医にご紹介致しますのでご安心ください。
ヘルニアや梨状筋症候群や脊柱管狭窄症などの神経痛は、鍼施術でのアプローチを行います。
主に坐骨神経に鍼で刺激を与え電気を流して施術いたします。
おおよそ4〜5回程度の鍼施術で痛みや痺れが3割から4割程度になる事がほとんどです。
痛みしびれがある程度落ち着いたら残ったしびれや痛みを取るストレッチや筋膜リリースなどを行い症状が完全に無くなるまで施術いたします。
また、ご自宅で出来る簡単な坐骨神経痛に特化したストレッチ方法をお教え致しますので自宅でのケアもご指導しています。
著者 Writer
- 院長
オオオケ タカヤ
大桶 貴哉 - 所有資格:柔道整復師鍼灸師
生年月日:1988年10月3日
血液型: o型
出身: 東京都福生市
趣味: ゴルフ
得意な施術:ぎっくり腰や寝違えなど激しい痛みを伴う症状に対する鍼施術。
ご来院される患者様へ一言:
患者様に寄り添って精一杯施術いたします。